無~微課金層向けのサポートカード分析記事になります。特別な表記がない場合、SSRはLV30を想定しています。
トレーニングによるステータス上昇計算式
(基礎増加値+〇〇ボーナス)×友情ボーナス×トレーニング効果UP×やる気UP効果×ウマ娘固有の成長率
※基礎増加値は施設LV依存
※友情ボーナスは発生しただけ乗算
※トレーニング効果UPは全員最低105%つまり1.05倍の効果を持つ。
※やる気UPは、好調時+10%・絶好調時+20%←この数字部分にかかる。
各サポート効果の寸評
得意率UP【得意トレーニングへの配置確率UP】
サポートの特性と評価を大きく左右する重要項目。だが、必ずしも数字が大きければ強いというものでもない。例を挙げてみる。
LV30で得意率UP50を持つスピード型サポート、SSRサイレンススズカを軸に育成を進めていくチャートを組んだとする。
その場合、スピード以外のサポートは得意率UPを持っていない方がスピードトレーニングの期待値は高くなる。
と、このようにチャートによって得意率UPの有用性は変動する。
実質的に友情特訓発生率UPとも捉えることができる。友情特訓のないターンを減らす意味で複数投入も有用。主軸トレーニングで上がるサブステータスとの相性を考慮したい。
友情タッグトレーニングを積極的に狙う編成を組めるようになった時、真価を発揮する。
余談だが、根性軸の得意率UP持ちを採用した場合、根性トレーニングで上がるサブステータスが多いため他のサポートによるバフ効果を乗せやすい。高査定のウマ娘を作るときに利用できるだろう。
初期絆ゲージUP
【スタミナ】春の天皇賞を戦うならスタミナ型・パワー型サポの初期絆ゲージは特に重要である。(因子等でステータスを補えればその限りではない)
【賢さ】賢さ依存のスキルが増える後半からが本番なので、最終的な査定には影響するものの、途中のレース成績にはそこまで響かない。最初の夏合宿で賢さ友情トレーニングが出ていると大きいので、その点では重要。
【他】五十歩百歩だが、キャラによって絆レベル依存のイベントが存在するため、そういった場合はより重要。(桐生院おでかけなど)
タッグトレーニングを重視する主要トレ項目に、絆ゲージ周りで足を引っ張るサポートがいるとマイナスが大きい。
ヒント発生率UP
筆者は「このキャラのこのスキル取れないとクリアできない!」といった状況に陥ったことが殆どない(なにかしらそのとき取れるスキルを取っていけば間に合う)ため、スキルの入手率UPと考えた場合、評価は低め。
しかし、ヒントが発生すると確定で絆ゲージが上昇し、ステータスが上がる事もある点を加味した場合、初期絆ゲージ上昇と似た効果を併せ持つと捉える事ができる。
URA優勝だけなら適当にスキルを取っても問題ないため、ある程度取るスキルを固めて強いキャラを作る時により重要になる項目。
ヒントレベルUP
技マシン枠としての運用なら、持っていると強い。

友情ボーナス【友情トレーニングの効果UP】
発動機会はそのサポートの得意トレーニングのみである。性質上、SSRサイレンススズカのような高い得意率UPを持ち、主軸トレを担当するサポートが高い友情ボーナスを持っていると非常に強力。
また、友情ボーナスはそれぞれ乗算なのでタッグトレーニングの効果は非常に大きい。タッグトレーニングを狙うサポートの絆ゲージは重要。
たづな・桐生院以外の全員が持っていたりする。
スキルPtボーナス
一緒にトレーニングをした時、スキルポイントを入手できる。やはり主軸トレを担当するサポートが所持していると強力。
上昇量はやはり友情ボーナス・やる気ボーナスなどの影響を受けるようで、多人数のタッグに顔を出すと10近く増える事も。最低でも2増えるため、表記より強力。
やる気効果UP/トレーニング効果UP【一緒にトレーニングした時、効果UP】
やる気効果UPは、【ウマ娘が絶好調時にトレーニング効果を20%増加、好調時10%増加させる】←この数字部分に乗算でかかる。
よってやる気効果UP40のキャラがトレーニングに参加した場合、絶好調時のトレーニング効果を28%、好調時に14%増加させる。
絶好調時に120→128は約1.07倍、好調時の110→114は約1.036倍、通常時は0、不調時はマイナス。
これがやる気効果UP40の効果内容であり、絶好調時に限定したとしても、トレーニング効果UPと比べるとかなり効果が低い。
トレーニング効果UPはほぼ【下記参照】そのまま乗算なので効果が高い。
※どのキャラも記載されていないトレーニング効果UP5%をデフォで持っており、トレーニング効果UP10%のキャラならばトレーニング効果1.15倍となる。
ファン数ボーナス
出るレースを減らしつつレジェンドを狙えたり、固有スキルのレベルUP条件を満たすのが簡単になる。
規定レース以外に出るメリットは多い。(特殊な二つ名、特殊なステータス上昇イベント、スキルポイント獲得、ファン数増加による固有スキルのレベルUPなど)
また、サークルのファン数稼ぎに利用できる。
レースボーナス
レース後のステータス上昇量がUP。もらえるSP量も増えるのが優秀。レースによるマニー稼ぎをしつつ、G1優勝による白因子を狙えるため、普段の周回で利用すると便利。
また、この能力は基本的にファン数ボーナスとセットで持つ。

賢さ友情回復量UP
賢さ友情トレーニングを行ったとき、回復量が3増える。
このサポート能力を持つキャラを複数入れると、夏合宿の下ブレが減り上ブレが増え、休憩で寝不足がつく機会も減るため育成結果が非常に安定する。脳死周回にオススメ。
このサポート能力があるために、賢さサポートの得意率UPは重要。
〇〇ボーナス
一緒にトレーニングを行ったとき、特定のパラメータの上昇量が増える。
残念ながら、上昇量が0のトレーニングで1増えるようにはならない。
根性・賢さのトレーニングでもスピードは上昇する、賢さは他のトレーニングでは一切上がらない、といった点を加味すると、スピードボーナスは少々お得で賢さボーナスは少々損と言えるだろう。
トレーニング基礎値に加算なので、メイン上昇ステータスの場合、施設LV1で約10%・施設LV5で約7%。サブ上昇ステータスの場合、施設LV1で約20%・施設LV5で約17%のボーナスとなる。


初期〇〇アップ
ウマ娘の初期値にボーナスが入る。
青因子次第では、地味に最初の方のレースで1位を取りこぼしてしまうことも珍しくない。よって、序盤から中盤のレース結果を左右するスピード・パワー、及び春の天皇賞までに500前後まで上げたいスタミナに関しては地味だが有能と言える。
まとめ
下記に無いものの評価 ”場合による” 。
誰が持っていても強い能力
- やる気効果UP
- トレーニング効果UP
- スキルPtボーナス
- (高い数値の)友情ボーナス
- ヒント発生率UP
強力だが特殊で、比較対象に乏しい能力
休息による事故を減らせる。また、合宿中の期待値が伸びる。あると安定する。
- 賢さ友情回復量UP
- 体力消費/失敗率ダウン(たづな・桐生院)
使い方次第で大きく強さが変わる
- 得意率UP
- 〇〇ボーナス
得意率UPについては、高得意率UPを持つ同系統サポートを複数枚入れて、友情タッグトレーニングを狙うときに最重要視。
〇〇ボーナスは、例えば根性軸育成に入れたゴールドシチー(得意率UPなし・スピードとパワーにボーナス)などを想定すると大きく強さが変動。
各カードの評価
長くなったので、次回へ続く。読んでくださって、ありがとうございました。